ニューノーマルの下での同窓会活動(羽根 彰)
皆様、こんにちは。
約半年前、前回のこの紙面で新型コロナウィルスが早く収まるようにと祈っていたのですが…。
その後の展開は皆様ご承知の通りです。
新型コロナウィルスの世界的な波に我が国も翻弄されています。
経済活動は大きく落ち込み、日々の生活は一変しました。イベントもオリンピックは延期になりました。
私たちが年に1回集う支部総会は中止、全国総会は大幅縮小に追い込まれました。
来年はこの騒動が早く収束して、経済活動も復元して、オリンピックも、全国総会も、支部総会も開催されることを祈っています。
会員の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
大事はありませんか。残念ながら罹患された方にはお見舞い申し上げます。
罹患されていない方はくれぐれもご注意ください。
さて、この新型コロナウィルス騒動は、我々に新しい生活様式を強いることになりました。
この夏のお盆の帰省や家族揃っての旅行を控えざるを得なかった方も多かったことと思います。
楽しみにしておられたスポーツ観戦や映画や演劇の鑑賞も控えざるを得なかった方も多かったのではないでしょうか。
もはやウィルスを避けて生活することは不可能で、ウィルスと共存する『ウィズコロナ』での生活をしないといけなくなりました。
これが『ニューノーマル(新常態)の生活』というものでしょう。
買い物は対面を避け、ネットで行い、外食すら宅配で済ますようになってきました。
お仕事では、在宅勤務、リモートワークが当たり前になり、その評価も、仕事の評価をより正当にするための『ジョブ型評価』により近づいていくことでしょう。
私のような、なあなあで人間関係のみをよすがにしてきた昭和のサラリーマンは生きていけない時代になりました。
もはやその時代に戻ることはありません。
ニューノーマルの下での仕事のやり方に順応していくしかありません。
そんな時代になりましたので、これからの同窓会活動も変化していくでしょう。
これまで当たり前のように執り行っていた大人数での総会、忘年会はじめとする懇親会をどのような形で開催するのか、会員同士の連絡はどう取るのか、私たち事務局もいろいろと考えて参ります。
会員の皆様におかれましては、引き続きご支援、ご協力を頂きますようお願い致します。
この新しい活動を支えるために、大変お待たせしましたが、『大阪鳳陽』のホームページを、10月からやっと立ち上げることができます。
ホームページの立ち上げにご協力頂いた皆様に、この場をお借りして深く御礼申し上げます。
このホームページという新たな同窓会のプラットホームを活かして、ニューノーマルの生活の下で、これまで以上に会員間の懇親を深めていきたいと思っております。
ホームページは、スマホからでも見ることができます。お気軽に、先ずは一度覗いてみて下さい。
年配の方々が学生時代を懐かしむことも、若い現役世代には新たなビジネスチャンスを提供できるような工夫もして参ります。
是非お楽しみください。
ただ、事務局としても初めての試みです。
いろいろとトラブルが出てくると思います。
皆様から、ご意見やご指摘をお寄せ頂き、それを反映して、より良いものにしていきたいと思っています。
試行錯誤をしつつ運営して参りますので、この点ご理解の程、宜しくお願い致します。
新型コロナウィルスとの戦いはまだ道半ばです。
ワクチンや特効薬の開発が間に合わない中、私たちは感染を防ぎながら、経済も回すという狭い道を探りながら進んでいかねばなりません。
同窓会活動もニューノーマルに合わせ、ソーシャルディスタンスの距離を取りながらも、心を通わせていきたいものです。
同窓会の人間関係を維持し、拡大する活動を継続して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
最後に、日頃の鳳陽会活動へのご理解とご協力に感謝し、皆様のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。